臨床心理士をめざす人に

臨床心理士の養成をしています : 2種指定校のメリット

岩手県立大学大学院社会福祉学研究科臨床心理コースは、公益財団法人臨床心理士資格認定協会が指定する臨床心理士の養成課程(2種)として指定されています。所定の科目を修めて修了し、1年間の臨床経験を積むと臨床心理士の受験資格が得られます。

現在は臨床心理士養成大学院の多くが1種の指定校です。1種指定校では大学院の附属施設で実習を行い、修了するとすぐに臨床心理士の受験資格が得られます。しかし、試験は修了した年の10月から11月にかけて行われますので、就職する時点では「資格取得見込み」に過ぎません。つまり、「資格取得見込み」の状態で就職活動をせざるを得ないのは1種指定校も2種指定校も同じなのです。

2種指定校では資格を手にするまで時間がかかるのは事実ですが、実際には2種指定校出身であることが就職活動で不利に作用することはなく、学生は修了と同時にそれぞれ希望する病院や福祉施設、警察・矯正等の職場に就職しています。

2種指定校では、学内施設での実習がない分、学外の施設での実習に専念できること、また、修士論文に向けた研究に相対的に多くの時間を割けることが大きなメリットと言えます。大学院に進学したからにはじっくり臨床実践の基礎を学んでもらおうということです。臨床的な経験を積み重ねていくのは就職してからでも可能だからです。修了後の臨床経験を学びにつなげるための修了生のバックアップ体制はしっかり整えています。

公認心理師への対応について

国家資格である「公認心理師」の法律が平成27年に成立し、現在はどのようなカリキュラムで資格者を養成するかが国で検討されている段階です。つまり、詳細は未定ということです。

しかし、「臨床心理士」資格の取得を目指して勉学を進めていけば、公認心理師を目指す人にとっても決して遠回りにはならないよう、公認心理師の資格取得にはさまざまな道が用意される見込みです。また、その場合、養成校が1種指定校であったか2種指定校であったかは問われません。

2種指定校のメリットを生かして、大学院で臨床心理をじっくり学びませんか。

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