保育士とは
児童福祉法に基づき、保育所やその他の児童福祉施設において、子どもの成長や保護者の保育を助けるための、様々な世話・援助を行います。
【参考】「保育士とは、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術を持って、児童の保育及び児童の保護者に関する指導を行うことを業わいとする者をいう。」(児童福祉法18条の4)
保育士の活躍する場所
- 保育所(保育園)
- 乳児院、児童養護施設
- 母子生活支援施設
- 児童遊園(児童館)などの児童厚生施設
- 盲児施設、ろうあ児施設、肢体不自由児施設、知的障害児施設、重症心身障害児施設、自閉症児施設
- 情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設
- 幼保連携型認定こども園 等
4年間の流れ
資格課程定員:20名
主な科目(保育内容各論等を除く) | 資格課程登録 | ||
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1年 | 前期 | 社会福祉原論Ⅰ、音楽実技、小児体育 | 入学時ガイダンス |
後期 | 音楽実技、小児体育、小児保健Ⅰ、児童福祉論Ⅰ、 保育原理、教育原理、精神医学Ⅰ |
仮登録(3月頃) | |
2年 | 前期 | 図画工作、児童福祉実習指導Ⅰ、保育内容総論、 養護原理、保育者論 |
本登録(4月頃) |
後期 | 図画工作、養護内容、発達心理学、幼児教育課程論 | 児童福祉実習Ⅰ (11月頃) |
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3年 | 前期 | 発達障害論、小児栄養、小児保健Ⅱ、 児童福祉実習指導Ⅱ |
児童福祉実習Ⅱ (6月頃) |
後期 | 乳児保育、保育の心理学、育児支援論、 児童福祉専門演習 |
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4年 | 前期 | 児童福祉実習指導Ⅲ | 児童福祉実習Ⅲ (6月頃) |
後期 | 専門総括演習 |
児童福祉実習とは
人間のライフステージを見通した中での児童期を中心とした養護・保育のあり方を考え、実際に体験するための学習です。
児童福祉実習Ⅰ
実習時期 | 2年次(主に11月) |
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実習期間 | 12日間 |
実習先 | 保育所、幼保連携型認定こども園 |
児童福祉実習Ⅱ
実習時期 | 3年次(主に6月) |
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実習期間 | 12日間 |
実習先 | 乳児院、児童養護施設、児童自立支援施設、知的障害者児施設、肢体不自由児施設など |
児童実習Ⅲ
実習時期 | 4年次(主に6月) |
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実習期間 | 12日間 |
実習先 | 保育所、乳児院、児童養護施設、児童自立支援施設、知的障害者児施設、児童相談所、幼保連携型認定こども園など |
実習を体験した学生の声
- 自分がこの仕事に向いているか、考える良い機会となった。
- 子どもと接するときに自分自身が楽しく思えることがとても大切なことだと感じた。
- 子どもの喜ぶ顔や自分に対してのほめ言葉がこれほどの達成感をもたらすとは思わなかった。これが職場の原動力であると感じた。
- どの実習でも学んだことは多く、何よりも自分を見直す機会となった。
- 子どもたちからの感謝のことばに胸がいっぱいになった。