サブコース制度について
社会福祉学部では、サブコース制度を設けています。この制度は、学生自身の学修目的や就職/将来の進路を展望するための一助となるよう、学科や教育系の枠を超えて、本学部がもつ多面的な教育機能を学生の皆さんが幅広く活用できるようにすることを目的としています。
サブコースは、あくまでも教育系や資格課程の学修の補完的・付加価値的な位置付けとなります。“補完的・付加価値的”とは、学士課程(教育系と資格課程)とは異なる視点から知識を修得するという意味です。なお、学生が自身の学修目的に合わせてサブコースを主体的に選択することが基本となります(選択しなければならないわけではありません)。
教育系とサブコース制度の関係概念図
サブコース一覧
コース名 | 趣旨 |
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ライフデザイン | 人間を取り巻く環境を福祉的視点やユニバーサルデザインの視点から理解し、地域・都市・人間関係の相互作用から21世紀型福祉のあり方を学ぶ。 |
マネジメント | 福祉社会における公務・民間企業・社会福祉法人・NPO・NGO等の役割の理解を基礎に、組織や事業のマネジメント手法を学ぶ。 |
公共 | 日常生活の問題をグローバルな視点から、社会全体の仕組みを身近な視点から理解し、行政・企業・市民活動など幅広いアプローチから福祉社会の創造について学ぶ。 |
ヘルスケア | 医療・保健をはじめ各種ヘルスケアの観点から、個々人の自立と自己実現を可能にし、尊厳を持って暮らしていける福祉社会への貢献について学ぶ。 |
教育と福祉 | ソーシャル・インクルージョンに向けた教育のあり方、社会生活を通じた人間の発達を支える福祉のあり方について学ぶ。 |
子ども家庭福祉 | 子ども・家庭・地域に対する支援システムを理解し、福祉における子ども、家庭および子育て支援の課題とその解決について学ぶ。 |
対人援助の方法 | 相談援助の知識・技術・倫理観を基盤に福祉的課題を抱えるさまざまな立場の人々への援助方法を総合的に学ぶ。 |
人間理解の科学的方法 | 一人ひとりの生活と社会環境の関係を客観的指標を用いて「見える化」し、多くの人たちの協働による取り組みを可能にする科学的方法論を学ぶ。 |
※上記コースは令和6年度現在の学科/資格課程と教員構成を前提としており、今後変更する可能性もある。
サブコースの修了要件
サブコースを修了するためには、各コースの指定科目を修める(一定の単位数の取得および一定の成績を修める)必要があります。
サブコースの申請を希望する場合、修了が見込まれる段階(4年次)に、1コース選択して手続きを行います。サブコース修了を目指す学生は、自身で履修状況および単位取得状況、成績管理を行う必要があります。