社会福祉学部の目的と教育の特色
人間の尊厳と社会的正義を尊重する倫理観をもち、幅広い教養と社会福祉学の素養をもとに、高度化・多様化した福祉的課題の発見と解決に主体的に取り組む人材を養成します。さらに、広く社会教育の拠点として、地域社会に知識を還元する役割を果たすとともに、研究機関として、地域とともに福祉的課題の発見とその解決に取り組み、教育と研究を通じた地域貢献を使命とします。
社会福祉学部には、社会福祉学科と人間福祉学科の二つの学科があります。社会福祉学科では、個人に対する直接的援助、個人を取り巻くコミュニティ、それらの背景にある制度・政策の3つのアプローチを統合して、福祉的課題の発見と解決に取り組むことのできる人材を育成するカリキュラムとしています。一方、人間福祉学科では、発達科学や心理学、人間工学から対人援助のアプローチを活かして、福祉的課題の発見と解決に応用的に取り組むことができる人材を育成するカリキュラムを構成しています。