精神保健福祉士受験資格
精神保健福祉士とは
精神科病院で医療を受けている方や、社会参加の促進を目的とする施設を利用する方などの相談に応じ、助言・指導・日常生活に適応するために必要な訓練やその他の援助を行います。精神障害があっても、その人らしい生活が送れるよう、日常生活の中での問題などを共に考え解決していけるよう支援活動を行います。
精神保健福祉士の活躍する場所
- 医療機関(精神科病院など)
- 障害者支援施設(就労移行支援事業、就労継続支援事業、自立訓練事業、地域活動支援センターなど)
- 司法施設(保護観察所など)
- 福祉行政機関(保健所、精神保健福祉センターなど)
- 教育機関、児童施設など
本学における国家試験合格率と資格取得に向けた支援
新卒者の合格率
精神保健福祉士国家試験合格率(新卒者)
在学生への資格取得に向けた支援
模擬試験
精神保健福祉士養成校協会の全国模試を10月に学内で実施しています。
メールマガジンによる情報提供
メールマガジンにて先輩の受験対策記などを配信しています。
また精神保健福祉士養成校協会がWEB配信する国家試験受験対策講座をメールマガジンにおいて案内しています。
4年間の流れ
資格課程定員:40名
主な科目 | 資格課程登録 | ||
---|---|---|---|
1年 | 前期 | ソーシャルワーク入門 | |
後期 | 精神疾患とその治療Ⅰ | ||
2年 | 前期 | ||
後期 | 精神保健学Ⅰ、精神保健福祉の原理Ⅰ、精神疾患とその治療Ⅱ | 仮登録(2月頃) | |
3年 | 前期 | 精神保健学Ⅱ、精神保健福祉の原理Ⅱ | 本登録(7月頃) |
後期 | ソーシャルワークの理論と方法(専門)Ⅰ、 精神障害リハビリテーション論 |
||
4年 | 前期 | ソーシャルワークの理論と方法(専門)Ⅱ、 精神保健福祉援助実習指導Ⅰ・Ⅱ、 精神保健福祉援助演習Ⅰ |
現場実習(8〜9月頃) |
後期 | 精神保健福祉援助実習指導Ⅲ、 精神保健福祉援助演習Ⅱ・Ⅲ |
精神保健福祉援助実習とは
精神保健福祉士の受験資格を得るための必修科目です。精神科病院や施設等で精神障害のある方やその家族、または様々な職種の人たちと関わり、精神保健福祉士として必要な知識や援助技術を実際の体験を通して学びます。
- 実習時期
- 4年次(主に8〜9月)
- 実習期間
- 4〜5週間(180時間以上)
- 実習先
- (1)医療機関(精神科病院・精神科のある総合病院)
(2)精神障害のある方が利用する施設・相談機関など
※機能の異なる2つの実習施設で実施
実習を体験した学生の声
- 利用者とのコミュニケーションの取り方が重要。利用者との関わりを通して、生活のしづらさや困難について学ぶことができた。
- 法律や社会資源の活用方法や、人とのつながりを考えさせれた。
- 精神保健福祉の領域だけではなく、他の関連する分野についても広く学べたのが良かった。
- 精神保健福祉士だけではなく、他の職種の仕事を見る機会も多かった。