福祉心理系
「人」の考察から福祉へアプローチ
心理学的な考え方と方法をもとに、援助が援助として受け止められ実を結ぶにはどのようなアプローチをとれば良いのか、原理的なところから考えます。また、人の認知や発達、人間関係、臨床・犯罪などの領域に広く目を向け、人間の意識や行動についての理解を深め、福祉に貢献するための知を生み出す方法を修得しつつ、援助のための心理学的知識・技術を学びます。


卒業課題研究テーマ一覧
- 高校生・大学生の援助要請の利益・コストと被援助志向性との関連―SNSと対面の比較―
- 女性の顔から知覚される脅威性について―男らしさとの関連―
- 大学生の対友人ストレス場面における認知のゆがみとゆるし傾向性がコーピング, 抑うつに与える影
- 大学生における恋愛に関する対人ストレスとコーピング,楽観性,ストレス反応の関連
- 生徒が学校に登校する要因の検討―不登校予防と関連して―
- 大学生の自己開示における対面およびSNS利用の比較
- 環境配慮行動における罪悪感の影響
- アサーションにおける質問紙調査の妥当性の検討
- 高校生のSNSにおける自己開示と抑うつ,ネット依存との関連
- 場面と着装規範への同調・逸脱が不安感情に与える影響―対人恐怖傾向に着目して―
- 感覚処理感受性の高さの認知が心理的苦痛に与える影響の検討
- プレッシャー状況下におけるパフォーマンスと性格特性の関連についての検討
―賞賛獲得欲求・拒否回避欲求に着目して― - 青年の個人的苦痛特性とアイデンティティ,コーピングの内容と過剰な外的適応行動の関連
- 感覚処理感受性(SPS)の高さにおける主観的幸福感およびライフスキルの関連について
- じゃんけんの引き分けからみる模倣と共感の関連
- 友人関係における心理的距離のズレと疎外感の関連
- 読書が二次元レジリエンス要因に与える影響―心理的敏感さと共感性の関連に着目して―
- 死について考えることが死生観に及ぼす影響について
- 単語の持つ意味が非意識的な目標追及に与える影響についての検討
―動機づけと感情状態の関連に着目して― - 日本人大学生の客観的評価場面における自己卑下呈示の動機と自己卑下呈示の捉え方に関する研究