社会福祉学部では、学部独自のプログラムとして、県外・海外でも実習・研修を行ってきました。現在、カリキュラム改正に伴い、県外・海外での実習・研修については調整中です。ここでは、韓国の社会福祉施設で実施した実習について紹介します。
韓国の社会福祉施設での実習
1.事業内容
韓国では、社会福祉施設の福祉館が、高齢者や障害者、児童などを対象として社会福祉サービスを提供する地域福祉の拠点として機能しています。韓国での実習では、福祉館での実習に加え、韓国の大学生との交流や、ホームステイ、テンプルステイなど、年度ごとにさまざまな国際交流や異文化理解のプログラムも取り入れてきました。
本事業への参加を通して、学生は韓国の社会福祉制度について学び、現地の施設での見学・実習を通して、日本の制度との違いや共通点について考える機会をもちました。この経験を通じて、海外の歴史、文化、宗教などに関心をもつとともに、日本に対する理解を深めるきっかけとなりました。
2.参加学生の体験談
- 自国や他国の文化について見つめ直す、貴重な機会であったと振り返ることができました。
- 異文化に触れながら生活体験をすることで、とても貴重な経験ができたと同時に日本との文化の違いを理解することができました。
- テンプルステイでは、日本ではなかなか体験する機会がない寺での生活をし、貴重な異文化体験をすることができました。
- 実際に現地へ足を運び、高齢者の様子や韓国での取り組みを見られたことで、よりリアルに感じることができとても良かったです。

