岩手県立大学社会福祉学部 第2回学術講演会〔2015年11月28日(土)開催〕について
学部主催イベント
岩手県立大学社会福祉学部 第2回学術講演会
本学社会福祉学部では、H26年度から学術講演会を開催しています。先端的な研究や先進的な実践を取り上げ、岩手県内における新たな社会福祉の創造に積極的に貢献することを目的としています。今回は、現代日本の貧困問題に関する活動で著名な湯浅誠氏(社会活動家/法政大学教授)をお招きし、社会福祉を担う人材に必要な資質・能力をはじめ、今日の社会福祉問題の本質についてお話しいただき、新しい時代の社会福祉を考える機会にしたいと思います。県内の福祉業界関係者、学部・大学院生、社会福祉に関心のある一般の皆様を広く聴衆対象としています。ぜひご参加いただき今後のご支援にいかしていただきたいと思います。
- 日時 平成27年11月28日(土)13時30分〜15時(13時受付開始)
- 場所 岩手県立大学 滝沢キャンパス 講堂
- 主催 岩手県立大学社会福祉学部
- 対象 県内の福祉業界関係者、学部・大学院生、その他社会福祉に関心のある一般の方
- 演題 「創造的な福祉人材とは」
講師:湯浅 誠氏(社会活動家/法政大学教授)【湯浅 誠氏(社会活動家/法政大学教授)プロフィール】
1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。2008年末の年越し派遣村村長を経て、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。
現在、法政大学現代福祉学部教授の他、NHK第一ラジオ「マイあさラジオ」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」レギュラーコメンテーター、「ラジオフォーラム」レギュラーパーソナリティー、朝日新聞紙面審議委員および編集権に関する審議会委員、日本弁護士連合会市民会議委員。
講演内容は貧困問題にとどまらず、地域活性化や男女共同参画、人権問題などに渡る。
著書に『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日文庫)、第8回大佛次郎論壇賞、第14回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞した『反貧困』(岩波新書)、『貧困についてとことん考えてみた』(茂木健一郎と共著、NHK出版)など多数。 - 参加費 無料
- 定員 400名(事前申し込み制・先着順)
- 申し込み方法 「参加申込書」に必要事項を記入し、メールまたはFAXでお申し込みください。定員に達した場合のみ、こちらからご連絡いたします。
Email:welf-gakujutsu@ml.iwate-pu.ac.jp FAX:019-694-2301 - お問い合わせ 岩手県立大学社会福祉学部 佐藤匡仁
Email:welf-gakujutsu@ml.iwate-pu.ac.jp FAX:019-694-2301
【同時開催】第1回 県大福祉フォーラムいわて
本学社会福祉学部では、学術講演会を毎年度実施するのに併せてフォーラムを開催し、そこに集う人びとの情報交換、研究発表等の場にしていきたいと考えております。
県内には福祉に関する研修の機会はさまざまございますが、日頃の業務を改めて見直して語り合うような場は少ないように思います。学会で発表するほどではないけれど、かといって一時の雑感で終わらせたくないというような、日頃の思いをそれぞれ持ち寄って形にしていこうと考えています。今年2月(第1回学術講演会開催時)に発足に向けた集会を行い、今回第1回のフォーラムです。学術講演会終了後、引き続いて行います。
岩手県内の福祉現場に従事されている方、本学社会福祉学部卒業生、研究科修了生他、社会福祉に関心のある方は、こちらにもどうぞお立ち寄りください。
- 日時 2015.11.28(土) 15:10〜18:00(学術講演会13:30〜15:00 終了後)
- 場所 岩手県立大学 滝沢キャンパス 講堂
岩手県滝沢市巣子152-52
http://www.iwate-pu.ac.jp/access/
テーマ「生活困窮者支援の課題」
15:10〜16:50 フォーラム第1部 :研究報告会
進行/齋藤昭彦 (社会福祉学部准教授)
宮寺良光 (社会福祉学部准教授)
研究報告/生活困窮者自立支援の課題
宮寺良光(社会福祉学部 准教授)
話題提供/藤澤俊樹 氏(いわて生活者サポートセンター)
加藤源広 氏(若者サポートステーション盛岡)
コメンテーター/湯浅誠 氏(社会活動家/法政大学教授)
※学術講演会に引き続いてご参加いただきます。
17:00〜18:00 フォーラム第2部 :意見交換会
※今後のフォーラム活動に向けた意見交換をします。