主な担当科目
専門演習Ⅰ、現代福祉特講B など
研究課題
岩手県では過去にも東日本大震災津波だけではなく、地震や大雨被害を経験しており、いかに災害時にマイノリティーになる者の避難やその後の支援を行うのか課題があります。
今までの経験を踏まえて、より災害時に高齢者、障がい者などの避難行動要支援者が被害に合わないようにするにはどのような支援が必要なのかを研究しています。
自己紹介
岩手県立大学の社会福祉学部の3期生として卒業し、本学に講師として戻ってまいりました。
卒業後は生活保護のケースワーカーとして3年間現場で勤務しました。その後は、本庁(県庁)で生活保護の監査などの業務や岩手県社会福祉協議会とコミュニティソーシャルワーカーの育成の事業を実施したり、避難行動要支援者に関する避難支援計画の策定の促進に関する業務をしたりと、現場よりも福祉行政側で勤務する機会が続きました。
また、復興局(現、復興防災部)等において、岩手・宮城内陸地震や東日本大震災、令和元年東日本台風の被災者支援に携わる機会もありました。
大学で学んだことは、心理が中心でしたが、社会に出てからは、ケースワーカーや主に政策系の部署におり、幅広く福祉の分野に携わってくることができました。
行政の中での専門職の重要性も授業の中でお伝えしていきたいです。
学歴・職歴
最終学歴:岩手県立大学社会福祉学部福祉臨床学科福祉心理コース 学士(社会福祉学)
職歴:平成16年4月~令和4年3月 岩手県職員(福祉職)
資格:社会福祉士、精神保健福祉士