社会福祉学研究科

研究科長からのメッセージ

教授 桐田隆博

社会福祉学研究科 研究科長
教授 桐田隆博

 福祉の現場は広範かつ多様であり、問題解決においてしばしば高度かつ複合的な知識と援助技術が求められます。たとえば、保育現場において、こどもの問題行動に対処する場合、その問題行動がこどもの発達段階に特有のものなのか、あるいは発達障害の兆候なのか、家庭の経済的問題と関連しているのか、さらには不適切な養育行動(たとえばネグレクト)は見られないかを判断することが極めて重要となります。ただし、その査定(アセスメント)には高度な専門的知識と技術が必要となります。また、実際に問題を解決するために、療法的な対応や保育所と家庭、相談機関などとの連携と調整が必要となる場合があります。本研究科の博士前期課程(総合福祉コースと臨床心理コース)では、このような福祉現場で直面する複雑な問題の解決に対応できる高度な専門職の育成を目指しています。学部で学修した福祉領域や心理領域の知識と援助技術をさらに高い段階へ進め、高度な福祉実践者や心理実践者としての素養を身につけます。また、すでに福祉の現場で働いている方は、日常業務における福祉実践の意義と意味をアカデミックな文脈の中に定位することを通して、日常業務を新しい視点から評価することが可能となります。
 そして、修士論文の作成によって、福祉を学問的に探求することに興味と関心がいっそう高まったら、博士後期課程の門を叩いてください。福祉の新しい地平を私たち教員と共に開拓して行きましょう。

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