主な担当科目
発達心理学、家族臨床論
研究課題
親子関係やその変化に関する研究、家族のケア機能やその代替可能性に関する研究、E・H・Eriksonのライフサイクル/ジェネレイショナルサイクル、ライフヒストリー法
自己紹介
専門は生涯発達心理学です。研究テーマとして一番最初に関心をもったのは「自己(私という意識)」でした。小学生のときに、なぜ自分が自分だと分かるのか、なぜ隣にいる友達は自分とは違う存在なのか、ということをふと疑問に思った経験がそのきっかけです。学部生時代に指導教員の勧めでG・H・ミードの『精神・自我・社会』を分からないながらも必死に読む中で、「自己」と「他者」という存在の間に明確な境界線を引くことに違和感をもち、そこから思春期・青年期における親子の自立や分離、親子の世代的繋がりへと関心が広がっていきました。
今は関係の中で生きること・生き続けることを私たちはどのように経験し、それが人の存在のあり方にどのように影響しているのか、といった問いが研究の中心にあります。
皆さんと一緒に、人が生まれること、発達すること、生きることの不思議さや面白さを共有しながら新しい視点を発見していくこと、楽しみにしています。
学歴・職歴
〈学歴〉
北海道大学教育学部教育学科
北海道大学大学院教育学院 修士課程・博士課程
修士(教育学)
〈職歴〉
吉田学園医療歯科専門学校、藤女子大学、北海道文教大学、静岡大学 非常勤講師
静岡大学国際連携推進機構 学術研究員