主な担当科目
保育原理、保育内容(言葉)ほか
研究課題
乳幼児のメディア実践に関する歴史的研究、戦後の日本における保育の実践史研究、読書教育に関する理論的研究
自己紹介
子どもとりわけ乳幼児にとって有用・有意義とされた(されている)メディアが、なぜそのように意味づけられてきたのかを歴史的にたどることで、それらの現在における役割を明らかにしつつ同時に、あり得た(将来的にあり得る)活用法や意味づけに対する想像力を広げること、これが私の原点とも言える課題です。具体的には、日本の1950-1970年代における絵本を主な検討対象としています。
「当たり前」を解きほぐしていくような保育・教育の思想と実践に関心を寄せています。新しく魅力的なもののみならず、新しくて警戒されるもの、古くて敬遠されるもの、一見何の価値があるかわからないものと、子どもが真っ向から関わるその接面に、創造の可能性を見ることができたらと考えています。
時に面倒で苦しいけれど、新しい世界と出会って自分の意見を練りながら価値あるものを探そうとする、そのためのゆったりとした時間を大学で過ごせるよう、微力ながらもお手伝いできれば嬉しいです。
学歴・職歴
<学歴>
東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻教職開発コース修士課程・博士課程
修士(教育学)
<職歴>
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター 特任研究員
日本学術振興会 特別研究員DC2
白梅学園大学非常勤講師、武蔵野大学非常勤講師